Shure SE215 SPEをワイヤレスイヤホンにできるケーブルが神すぎた!aptX対応BluetoothのMMCXケーブルで高音質!?

突然の断線!?


「ブチッ------------」

再生ボタンを押しても聞こえない。
きれいに聞こえない。

ある時それは突然やってきます。
断線は本当に突然やってくるのです。

リケーブル

Shure SE215とか少しお高い高級(?)イヤホン達はイヤホン本体とケーブルを分離することができます。
ちょうどこんな風に



音楽ガチ勢たちはイヤホン本体をじっくりと選び、またケーブルをじっくりと選び、自分の好みの曲に合わせてイヤホンの調整を行います。

でもボクとかあなたみたいなSE215はコスパ最強らしいぜ!みたいな感じでこの手のイヤホンを買った我々はケーブルを交換するなんて発想はなかったかもしれません。

ボクみたいにバラして

「うぉ〜〜〜なんかイヤホンなのにバラせてなんかかっこい〜〜ww」とか
「ケーブル耳掛けかっこよくね!?」とか

そんな感じで楽しんでいると思います。

そんな僕らですが、ケーブルとイヤホン本体が分解できることで得られるメリットとしてリケーブルがあります。

リケーブルとはそのままで「ケーブルを交換すること」です。



断線は基本的にイヤホン本体ではなく、ケーブルの導線が切れることで発生するイヤホンならではのトラブルです。

イヤホンプラグ近くの部分はよく負荷がかかる部分なのでここで断線することが多く、断線疑惑が浮上したときはこのあたりをいじると音が聞こえたり聞こえなくなったりすることがよくありますね。

よくあるイヤホンであれば、断線した段階でイヤホン全体をそのまま交換する必要があります。

でもリケーブルができるイヤホンであれば、ケーブル部分だけ交換するだけでイヤホンを復活させることができるのです。

でもお高いんでしょ?

でも高級イヤホンのケーブルってケーブルだけでかなりの価格するんじゃない?
ってお思いの方が多いような気がしますが、確かに公式のケーブルは高いです。

もう少しお金を追加すればそれこそ新品が買えてしまうような値段です。



でも公式でなくてもよいのです。

前述しましたが、”音楽ガチ勢たちはイヤホン本体をじっくりと選び、またケーブルをじっくりと選び、自分の好みの曲に合わせてイヤホンの調整を行います。"
つまり、ケーブルは選ぶもの。つまり、ケーブルは公式以外にも腐るほどあるのです。

中には自作する猛者もいれば、1000円2000円で購入できる完成品もあります。



ケーブル制作は錬金術!(大嘘)

SE215の場合

SE215などShureのイヤホンはMMCXという規格の端子を使い、ケーブルとイヤホン本体をつなげています。

つまりSE215をリケーブルするためには"MMCXコネクタ"を搭載したケーブルを購入する必要があるわけです。



今回はSE215のワイヤレス化ということで、Bluetooth搭載のMMCXケーブルを探して購入してみました。

それがこちら



『OKCSC ZSBTC-M』

なんだかようわからん名前ですね。

BTCってビットコインかな(オイ

これは購入時はだいたい4千円でした。
他にも2000円の製品もありましたが、こちらにしました。

せっかくなので2000円と4000円の製品の違いについてご紹介しましょう。

今回購入す対象になった商品はこの2つです。
どちらもたぶん『OKCSC』というブランドの製品。

1,OKCSC DD4C : 2100円(2018/06/08)
amazon
2,OKCSC ZSBTC-M : 4450円(2018/06/08)
amazon

言ってしまうとほとんど同じです。

でも唯一ここだけは(あまり)妥協しては行けない違いが、一つだけあります。

それは…Bluetoothのコーデックです。

1,OKCSC DD4C、安い方はaptXに対応していません。
2,OKCSC ZSBTC-M 高い方はaptXに対応しています。

コーデックとは

コーデックとはBLUETOOTHで音声を無線伝送する際に使用する「音声圧縮変換方式」のことです。
まぁいろいろあるのですが、とりあえず下の表だけ抑えて置くと良いと思います。

コーデック 説明
aptX

SBCに比べ圧縮率が低く高音質。
タイムラグもほぼなし。
AAC

(Advanced Audio Coding)
圧縮率はSBCとあまり変わらない。
送信時のタイムラグが少ない。
SBC

(SubBand Codec)
Bluetooth標準の音声圧縮方式
Bluetoothデバイスは必ず対応している。
ただタイムラグがあったり
低音質での再生となる。


とあえずSBCは絶対対応して、特に記載が無いものはSBCが使われているよ。
aptXとかAACと書かれているものがあったら、そちらを買ったほうが音質が良いみたいだよ。
という感じみたいですね。

つまり、2000円の違いであれば、①ではなく②を買ったほうがいいかなぁと思って②を購入したというわけです。


製品見た目

Shure公式ケーブルだったり、別に持っている格安有線ケーブルは耳のところに針金が入っていて耳に合わせてそれを曲げていましたが、このケーブルは針金が無いみたいです。



でも針金がなくとも最初から曲がっているようで、耳にフィットします。

正直針金があるとやはり少し重くなりますし、毎回毎回ある程度のフィッティングは必要となるので若干ではありますが、少し面倒に感じることもありました。

でも付属品としてガイドレースみたいなのがついてきました。
シリコン(?)でできていて、ケーブルに這わせて装着することができます。



つけてみましたが、耳にフィットする感じでとても良いです。

ただ暑い日は汗ばんで気になると思います。

無くてもとても快適なので、涼しい場所や冬にもっとフィット感だったり、つけている感じがほしい人はつけるといいかなぁと思いました。

悪くないパーツだと思います。


ケーブルの途中にでっかいなにかが2つついています。

一つはコントローラーで、もう一つはBluetoothの受信機だと思われます。



受信機らしきものはケーブルの中央にあり、首のあたりにきて、コントローラーは左耳の下にきます。

よくあるBluetoothイヤホンと同じです。

つけるのも簡単で、R,Lを間違えないように、MMCXコネクタをドッキングするだけです。
カチッという手応えがあると思うので、それがあればドッキング成功です。



斜めにむりやり入れたりすると壊れることがあるみたいなので、しっかりコネクタが一直線になるように気をつけてドッキングしましょう!

正直ボクの耳に期待されても困りますが、悪くないと思います。

イヤホン本体はSE215なわけなので、そこらへんのBluetoothイヤホンや2,3000円の有線イヤホンよりは良いと思いましたけど…。

まぁそもそもガチ勢はBluetoothなんて使わないと思うので、この記事を見ていないと思いますが、音楽ガチ勢以外の方は十分満足できる音質ではないかと、そう思います。

低音もしっかりガンガンなるし、高温もSE215レベルでよく聞こえるし。
ボクは文句なしですけど。

最期に

金を積めばShure公式のケーブルよりももっといいケーブルがあります。
音質もこだわりたいって人はそれを買うといいと思うよ。

でもそこそこきれいに聞ければいいやって人は今回ボクが買った製品がちょうど良いと思います。

いい感じで2000円、4000円、10000円という感じで販売されているし、2000円から順番に買っても面白いかもしれないですね笑

とにかくSE215をワイヤレス化できてボクは満足です。

SE215がこんなに安くワイヤレス化できるなんて思わなかったので、とてもいい買い物をしたと思います。

イヤホン本体を変えずに気軽にワイヤレスできるので、断線していない人もちょっとワイヤレス試してみたいから…という気軽な感じで購入してもいいかなあって思います。

ワイヤレスは本当に快適だよ。

過去記事です。
有線ケーブルも安いやつあるよ。
SHURE SE215 Special Edition が断線したから格安ケーブルでリケーブルしてみた。
http://akairomiracle.blogspot.com/2017/06/shure-se215-special-edition.html
生産的なダラダラ。



2100円はこれ。SBCだからあんまおすすめしない。


4450円はこれ。aptX対応してるしこれでいいと思うよ。


高いなぁ。ガチ勢はこれがいいのかな?しらんけど。
とりあえず上のでいいんじゃないかなぁって思うけど…。



0 件のコメント :

コメントを投稿