なんか話題になっていた
AmazonPrimeDayのとき、Twitterガジェヲタ界隈でなにやら盛り上がっていた。「アメリカAmazonのPrimeセールでEssential Phoneが250ドルで販売しているぞ！！」
ボクは基本的に一年ごとにスマホを新調しているのですが、ちょうど今使っているSONY Xperia X Dualが1年経過くらい。
じゃぁ買ってみるか、ということで購入することに。
ということではるばるアマゾンから到着したスマホがこちらになります。
このスマホが届いて約一週間。
なんとなくわかってきたのでスペック表じゃわからないところを書いていきます。
スペックとかそういうのは公式サイトで見てください。
スペック表じゃわからないことだけここに書きます！
何このスマホ
Essential Phone PH-1ですが、ブランド名は『Essential』だし、まるで聞いたことのない会社で、また進行中国企業か！？と思いきや、なんとAndroidの父で名高いAndy Rubinさんが作った会社のスマホでした！！
アンディ・ルービン
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アンディ・ルービン（Andy Rubin、1963年 - ）は、携帯電話用オペレーティングシステムの開発会社Android社を創業したアメリカの技術者、経営者。Googleにて技術部門担当副社長を務めた後、退職。
出典：Wikipedia
ということで、AndroidOSを知り尽くした人がAndroidスマホを作ってしまったよ！
そんな感じで受け取っていいのでしょうか？
このスマホ、なんとなくiPhoneXライクな印象を受けてしまいますが、これは時代の流れですし、まぁ仕方ないのかなぁとは思います。
むしろ、249ドル(普段は399ドル)で購入できるiPhoneXみたいな端末と思えばお得感満載なのでは？
399ドルはだいたい45000円くらいですよ。
iPhoneXっていくらです？10万円超えますよ？？？
ひゃあぁあ。
この端末の一番の強みは最新のAndroidOSを使える点ではないでしょうか？
2018/08/07にAndroid 9 Pieが正式リリースされましたが、Essential Phone PH-1だとこのOSをすでに使うことができます。
現にボクは今Android 9 Pieを使っています(いぇ〜い
とりあえずなんかギークの心をくすぐるようなデザインだったり仕様だったりといろいろ面白いスマホな印象を受けています。
不満点
なんか重い気がする
Essential Phone PH-1は３色あります。
- Black Moon
- Pure White
- Stellar Gray
普通にBlack,White,Grayでいいじゃんと思ったけど、まぁこの3色です。
ボクはWhiteを購入したのですが、Whiteはあんまり高級感を感じさせないデザインだったのですね。
写真を見ても、Gray以外は高級感はあまり感じないかも…。
つまり、なんか高級感を感じず、パット見軽そうな印象を受けるわけです。
で、持ってみると…ずっしり。
このギャップから脳の中ではこのスマホ重い!という感想が生まれるというわけ。
重さは実測191g(SIM入)なのでiPhoneX(174g)、iPhone8(148g)より全然重いです。
画面サイズは5.71インチとiPhoneXよりは気持ち小さく、iPhone8よりは普通に大きいというような感じ。
まぁ流行に乗った感ありますよね。
でもこの重さ、使ってみると意外と良いのですよ。
ものすごい高機能が詰まったスマホを俺は持っている！
なんでもできるぞこのスマホは！
みたいななぞの感覚が心の奥底からじわじわと…(厨二)
なんか持っていて楽しいスマホですかね。
一週間前まで使っていたXperia X Dualは小さいし、軽いしでまるでおもちゃのように扱っていましたけれど、Essential Phoneはそうは使えませんね。
なんだかスマホを持っているというのではなく、パソコンを持っているようなワクワク感を片手に…という感じです。
カメラが微妙
写真の発色は個人的にiPhoneが一番良いかなぁと思っているのですが、iPhoneを10とすると、Essential Phoneのカメラは5くらいです。
- 明暗がはっきりしすぎて、ちょうどいい写真が取れないときが多い。
- 近くへのピントが合いにくい。
- カメラ起動から撮影までのラグが大きい。
キレイな写真を取るのが目的だったら、ちょっと避けたほうがいいかもしれませんね。
撮るたびに「なんかな〜ん〜」みたいな写真がとれます。
撮影：Essential Phone PH-1
撮影：iPhone7
どちらも無加工、とったままの写真です。
なんかiPhoneのほうが明暗しっかりと撮影できているようには見えませんか？
特に右のinsta360oneなんか、iPhone7だと黒とロゴの部分がはっきりと別れて写真に写っていますが、Essential Phoneのほうは、若干埋もれてしまっています。
写真に何を求めるか、というところでカメラへの要求は変わってくると思います。
日常の風景の切り抜きで、記憶の外部保管という役割であれば、画像の色合いが多少悪くてもあまり問題ありません。
のちのちその写真を見て、その時の風景や状況を思い出すことができればいいわけですから。
しかし、写真を何かに使うというのであれば、色合いなどはある程度はしっかり取れて欲しいところです。
画像を加工するにしても、明るい方にピントをあわせるとくらいところが見えなくなり、くらいところにピントをあわせると、明るい方が眩しくて見えなくなる…というのでは、加工作業がとても面倒になってしまいます。
究極的に言えば、画像の加工なんてせずに、そのままぽんっと目で見たまんまの写真を挙げられるに越したことないわけですから、そういう点ではEssential Phoneのカメラは少し残念な感じがします。
撮影：Essential Phone PH-1
撮影：iPhone7
どちらも無加工、とったままの写真です。
なんかiPhoneのほうが明暗しっかりと撮影できているようには見えませんか？
特に右のinsta360oneなんか、iPhone7だと黒とロゴの部分がはっきりと別れて写真に写っていますが、Essential Phoneのほうは、若干埋もれてしまっています。
写真に何を求めるか、というところでカメラへの要求は変わってくると思います。
日常の風景の切り抜きで、記憶の外部保管という役割であれば、画像の色合いが多少悪くてもあまり問題ありません。
のちのちその写真を見て、その時の風景や状況を思い出すことができればいいわけですから。
しかし、写真を何かに使うというのであれば、色合いなどはある程度はしっかり取れて欲しいところです。
画像を加工するにしても、明るい方にピントをあわせるとくらいところが見えなくなり、くらいところにピントをあわせると、明るい方が眩しくて見えなくなる…というのでは、加工作業がとても面倒になってしまいます。
究極的に言えば、画像の加工なんてせずに、そのままぽんっと目で見たまんまの写真を挙げられるに越したことないわけですから、そういう点ではEssential Phoneのカメラは少し残念な感じがします。
いいところ
プリインストールアプリが少ないというのが一番良いところでしょうか。
キャリアスマホはdocomoなんちゃらとかいろいろ入っていたり、ZenfoneとかGalaxyはそれ専用の余計なアプリがいくつも入っていますよね。
正直いらない。
Essential Phoneはそういうのがほぼありません。
最初に入っていたアプリはこれくらいです。
ほんとに必要最低限というかGoogleの標準アプリしか入っていないでしょ？
(まぁカメラは違うけど)
最初から余計なアプリがたくさん入っていると、なんかすごいストレスですし、プリインストールアプリは消せないので、やはり少ないほうがいい。
そんな人にはとても嬉しい内容なのではないでしょうか。
ゼロから自分のスマホにカスタムしたい、そんな人にはとってもおすすめしたいです。
ほかにはこれと言って特別にいいところはないですね。
スペックは公式仕様を見れば高いのですが、使って、ほんとに〜〜？？？っていう使い心地でしたし。
3万円でこのスペックであれば、確かに安いのかもしれませんが、実際に使った感覚が、これまで使ってきた3万円のこれ以下のスペックのスマホと同じものだったので、正直、スペックがあるだけで、ソフトウェアが最適化されているとは思えませんでした。
これまで購入してきた3万程度のスマホ。以下はこれまで使ってきた、発売当初は６万とかしていたものもありますが、半年一年で3万程度まで価格が下がっていたスマホです。
・ASUS Zenfone 3
・Xperia X Dual
Zenfoneの方は一年以上使えそうでしたが、乱暴に扱っていたため、カメラを壊して終了。(ただこのスマホは結構快適だった。スペックはある程度高かった気がするけど。カメラはこわれているけど、まだちょいちょい使うことがある。)
Xperiaの方は一年程度でかなり重くなってしまい、初期化しても対して変わらなかったので、さようなら。(サブ端末としてYouTube再生用としてまだ使っているが、ガシガシ使うと、処理落ちするので、もう常用機としては使えないかな。)
Essential Phone PH-1もこれらのスマホと対して変わらないような気がします。
来年、平気で使えるスマホにはどうにも思えません。
これが、出たばかりのAndroid 9 Pieの影響なのか、端末の問題なのか、正直わかりません。
もしかしたら、今後のソフトウェアのバージョンアップでどんどん改善され、まるで3万円で購入したスマホだとは思えない化物に進化することもあるでしょう。
しかし、少なくとも2018/08/24の段階では価格相応のスペックというような気がします。
今後に期待できるとは思いますが、今最高のスマホを格安で欲しいというなら、やめたほうがいいと思います。
おしまい
このスマホが最高のスマホというにはまだまだいろいろなものが足りないような印象を受けます。
スペックは申し分ないですが、使っていてなにかが引っかかります。
何かが足りないと。
一番足りないのは、おそらくソフトウェアの最適化だと思います。
まだソフトとデバイスがきれいに二人三脚できていない。
そういう状態だという印象を受けました。
もう一つはカメラ。
2眼あるので、ある程度期待してしまいませんか？
僕はかなり期待してしまっていました。
しかし、Essential Phone PH-1はこの期待を超えるものではありませんでした。
あーあ。
もう少し写真をクオリティ高くスマホで取れたらとても良かったです。
実際、このスマホのマイナス面はあまりないと思います。
でも、そのスペックで期待していた分、期待を裏切られた感は半端ないです。
過度な期待。これを持たずにこのスマホを購入できればこのスマホで幸せになることができるでしょう。
でも、過度な期待をしたままこのスマホを購入してしまうと、少し残念な気持ちになってしまうと思います。
あまり期待せずこのスマホを購入して最新Android生活を楽しむのがいいのかもしれません。
ちなみにAndroid 9 Pieは最高です。
スペックは申し分ないですが、使っていてなにかが引っかかります。
何かが足りないと。
一番足りないのは、おそらくソフトウェアの最適化だと思います。
まだソフトとデバイスがきれいに二人三脚できていない。
そういう状態だという印象を受けました。
もう一つはカメラ。
2眼あるので、ある程度期待してしまいませんか？
僕はかなり期待してしまっていました。
しかし、Essential Phone PH-1はこの期待を超えるものではありませんでした。
あーあ。
もう少し写真をクオリティ高くスマホで取れたらとても良かったです。
実際、このスマホのマイナス面はあまりないと思います。
でも、そのスペックで期待していた分、期待を裏切られた感は半端ないです。
過度な期待。これを持たずにこのスマホを購入できればこのスマホで幸せになることができるでしょう。
でも、過度な期待をしたままこのスマホを購入してしまうと、少し残念な気持ちになってしまうと思います。
あまり期待せずこのスマホを購入して最新Android生活を楽しむのがいいのかもしれません。
ちなみにAndroid 9 Pieは最高です。
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